土木工学とは
[3]万里の長城
紀元前5世紀以来,各地方の国々が北方の匈奴の進入に対して防壁と同時に長城の外への進出を規制するとして築造した長城を秦の始皇帝がつなぎ合わせたのが最初とされる.明は蒙古の再侵入を恐れ長城の拡張強化に努めた.現存の長城の多くは明代16世紀のもので高さは平均7.8m,幅は6.5m,上は5.8m,城壁のふちは2m高くなり,ここに北側に面して銃眼があいている.また一定距離ごとに2階建ての城楼をもっている.