海面とウォーターフロント

 波の科学

 風→水面へのエネルギーの移行→風波の発達→風波(エネルギー)の伝播→変形(エネルギーの保存と逸散)→海岸への遡上(→岸からの反射)
 風速が大きいほど、風域(吹送距離:風からエネルギーを受ける領域)が長いほど、風の継続時間が大きいほど、大きな波が発生する。しかし、ある時間以上吹き続けても、風域の大きさで決まるある限界値以上の波高にはならない。風域を離脱し、風からエネルギーの供給を受けずに伝播する波をうねりという。

波の周期とその外力・復元力

太平洋を渡る風波・うねり(T=15sとする)
C=23.4m/s=84.2km/hr, 15000km/84.2km/hr=178.1hr=7.4day
津波(太平洋の平均水深h=4000mとする)
C=198m/s=713km/hr, 15000km/713km/hr=21hr

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