海面とウォーターフロント

 ウォーターフロントの開発

 江戸時代以降、大阪湾では、様々な社会的な背景をもとに、埋立や開発行為が行われてきた。
 もちろん、江戸時代以前にも盛んに大阪湾の開発は行われていた。行基による「五泊(播磨の宝/現在の室津、韓泊/現在の福泊、魚住/現在の明石の西、大輪田泊/現在の兵庫県の近く、川尻/現在の尼崎付近)の制」、平清盛による大輪田泊の修築、がその代表である。しかしそれらは「点」あるいは「線」としての開発であり、「面」としての開発が始まったのは江戸時代に入ってからである。

大阪湾の埋め立ての歴史
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