1990年4月から2002年4月は森康男が教授として本講座を担当した。森が担当した時期には、助教授 新田保次、講師 田中聖人、飯田克弘、助手 山田稔、同 松村暢彦とともに、今までの研究の蓄積を踏まえつつ、新たな社会的要請に応える課題について研究を進めた。具体的には、下記のテーマを中心に取り組んだ。
- 高速道路上での渋滞現象の解明などを目標に、バーチャル・リアリティを応用したドライビング・シミュレータの開発
- 持続可能な社会を支える交通システムの評価と提案を目標に、ロードプライシングや自転車道整備の経済的な評価手法の開発
- 高齢者・障害者を考慮した交通システム整備の提案を目標に、バスのサービス条件に応じて変化する利用者層の需要予測