社会の中で人間が人間らしく生活するために。
社会基盤工学コースでは、社会基盤を支える
様々な分野の研究を進めています。
より高度な専門科目の学習を通じて、
社会基盤に関わる実践的な知識と技術を習得します。

Laboratories研究室

社会基盤工学部門(組織)・社会基盤工学コース(教育)は2つの講座(社会基盤工学講座・社会システム学講座)と1つの協力講座で構成されており、
計8つの領域が属しています。

社会基盤工学講座 Laboratory of Civil Engineering

市民共有の社会基盤である土木構造物の合理的かつ最適な設計法・建設工法・維持管理法を論じ, 構造工学・地盤工学等に関連する研究・教育を行います。

構造工学領域 Structural Engineering

  • 新しい材料の活用Application of new material
  • 地震に強い橋梁Earthquake-proof bridge
  • 超持続可能な維持管理Super sustainable maintenance

構造工学領域は、従来からの橋梁を中心とした鋼構造物を対象とした、構造解析や構造設計に関する研究を通して、我が国の構造設計規準に大きな成果を挙げてきました。これらの研究成果を背景に、これから必要とされる次世代の社会ならびに生活基盤施設構造物の開拓と高度化に向けて、合理的な抵抗強度評価、耐震技術の高度化、新材料の活用に関する研究を進めています。

  • ステンレス鋼、SBHS鋼などの新材料の特性を活用した新しい橋梁構造の提案および超長寿命化に関する研究。
  • 地震に対して安全な国土形成に資する橋梁の耐震設計法・耐震補強法の開発に関する研究。
  • 腐食した橋梁の残存耐力評価手法など。効率的な維持管理に関する研究。
  • 鋼構造物の対荷力、接合部などの合理的で新しい設計法の開発に関する研究。
  • 鋼トラス橋(番の洲大橋:本四架橋)
  • 耐震設計法開発のための実験

【教授】 奈良 敬  【助教】亀井 義典 構造工学領域 HPへ >

社会基盤設計学領域 Advanced Infrastructure Design and Maintenance Engineering

  • コンクリート構造Concrete structure
  • アルミニウム構造Aluminum structure
  • 非破壊診断Nondestructive evaluation

構造物の非破壊診断技術、アルミニウム合金などの新素材による構造物の設計法部材の疲労耐久性の評価方法など、社会基盤構造物の設計および維持管理の合理化に資する新しい技術に関する高度で先進的な教育・研究を行っています。

  • 物を壊さないで使用してもいいかどうかを診断(非破壊診断)する技術、ならびに異常がないかどうかを監視(モニタリング)する技術の開発。
  • アルミニウム合金を橋などの社会インフラ構造物に適用できる可能性について研究。
  • コンクリート橋などの既存構造物を補修・補強する技術の開発、ならびに維持管理する技術の開発。
  • 構造物の非破壊試験
  • 道路橋用アルミニウム床版の開発

【教授】 鎌田 敏郎  【准教授】大倉 一郎  
【助教】寺澤 広基  【事務補佐員】松浦 由子社会基盤設計学領域 HPへ >

地盤工学領域 Geotechnical Engineering

  • 土工構造物Soil structure
  • 豪雨による土砂災害Landslide disasters caused by heavy rains
  • 地震動と津波Earthquake motion and Tsunami

海上や地下空間に新しい生活圏を創造する技術、台風や地震などの自然災害に強い地盤を造る技術、良好な地盤環境を保存する技術について研究しています。

  • 大地震や巨大津波による土でできた盛土などの構造物の破壊メカニズムの解明と効果的な耐震・耐津波のための設計法・対策工法を開発。
  • 最新の現場測定、人工知能による情報処理、数値解析を使って、埋立地の地盤災害や豪雨による斜面崩壊を予測する技術の開発。
  • 地震災害に作用した強震動を、断層モデルを用いた破壊シミュレーションにより推定し、未来の大規模地震による減災方法を開発。
  • すべり崩壊対策:上段/防潮盛土:下段
  • 関西国際空港の沈下予測

【准教授】小田 和広  
【准教授】秦 吉弥地盤工学領域 HPへ >

社会システム学講座 Laboratory of Social Systems Studies

健全な社会経済活動の持続をはかるための国土の開発・保全を可能にする社会基盤施設の適切な配置とその運用・ 管理を目的とした国土・地域・都市計画、水循環システム、交通システム、防災工学などの研究・教育を行います。

交通・地域計画学領域 Transportation and Spatial Planning

  • 持続可能なまちづくりSustainable urban planning
  • 地域住民の足Mobility enhancement with dwellers
  • 高速道路渋滞Traffic jam on expressway

急激なクルマ社会の進展と都市への集中による環境問題、交通渋滞などの自動車交通問題、超高齢社会への対応などの解決となりうる交通システムのあり方のついて研究を行っています。

  • 都市のダイナミックスに対応した持続可能な交通システム、都市の公共空間と調和したコミュニティサイクルや超小型電気自動車に関する研究。
  • 高速道路などで発生する交通渋滞や事故の原因解明に向けた、ドライビング・シミュレーターによる交通事象や道路施設の評価・分析。
  • 地域モビリティの確保を目指し、地域住民と協力した公共交通システムや傷病・障がい者などに対応した移動・移送サービスなどに関する研究。
  • 「和」のマイクロEV 安全誘導Gカート
  • ヴァーチャル・リアリティ(VR)技術

【教授】 土井 健司  【准教授】飯田 克弘  
【助教】猪井 博登  【事務補佐員】梶川 祥子交通・地域計画学領域 HPへ >

国土開発保全工学領域 Land Developmant and Management Engineering

  • 高潮Storm surge
  • 海浜変形Beach deformation
  • 津波Tsunami

沿岸域の利用と開発及び防災機能に関する研究・教育を行っています。これらを通して、健全な社会活動の持続及び国土の開発・保全を実現する社会基盤の整備を目指しています。

  • 台風の経路や風向の変化の相違が、高潮の増幅特性に及ぼす影響に関する研究。
  • 人工構造物を極力使用しない砂浜海岸の保全対策や海岸管理のためのモニタリング法などの研究。
  • 津波来襲後の救援・救護の遅れにつながる橋梁流出の防止に向けた、橋梁に作用する津波流体力の解明。
  • 石油タンクに作用する津波流体力の実験
  • 津波で流出した橋梁 2011年9月

【教授】 青木 伸一  【准教授】荒木 進歩  
【助教】 佐々木 勇弥  【事務補佐員】遠藤 陽子 国土開発保全工学領域 HPへ >

社会基盤マネジメント学領域 Civil Infrastructure management

  • 大気環境学Atmospheric environment
  • アセットマネジメントAsset management
  • 地盤防災Geohazard prevention

生態学や気象学など幅広い学問分野の知識と数値シミュレーションやリモートセンシングなどの技術を駆使して、沿岸都市域の環境要素の動態の解明と将来予測を行っています。

  • ヒートアイランド現象など都市大気環境に関連するメソスケールの気象現象の解明と大気汚染物質のリスク評価に関する研究。
  • インフラの維持管理、老朽化対策のための意思決定過程の研究。特に点検ビッグデータを用いた劣化予測や、インフラ政策の経済性分析。
  • 集中豪雨による土砂災害の危険度予測、石造遺跡の修復保存に関する研究。
  • 大気環境リスク評価
  • 道路舗装の劣化予測

【准教授】貝戸 清之  
【助教】小泉 圭吾 社会基盤マネジメント学領域 HPへ >

みず工学領域 Water Engineering

  • 環境水理学Environmental hydraulics
  • 流動・生態系モデリングHydrodynamic and ecosystem modeling
  • 水・物質循環Water and material circulation

健全な水環境の創造と持続可能な水システムの構築を目指して、流域圏や閉鎖性水域の水理・水質・物質循環・生態系に関する研究に取り組んでいます。

  • 流域圏や閉鎖性水域を対象に、健全な水環境の創造と、持続的な水システムの構築を目指した研究。
  • 内湾流域圏における水・物質循環および水質汚濁の機構解明と、将来の水環境管理方策の提案に向けた研究。
  • 最新のデータ同化技術を用いた流動水質シミュレーションと、環境保全や防災に役立つ沿岸域リアルタイム流況予測システムの構築。
  • 沿岸域の流動水質シミュレーション
  • 河川でのフィールド調査

【教授】西田 修三  【准教授】入江 政安  
【助教】中谷 祐介  【事務補佐員】梶川 祥子みず工学領域 HPへ >

接合設計学分野(接合科学研究所) Joining Design and Dependability (Joining and Welding Reasearch Institute)

信頼性設計学領域 Dependability and Optimum Design

  • 高性能構造体High performance structures
  • 疲労強度評価手法Fatigue strength assessment method
  • 疲労寿命延長技術Fatigue life extension technology

各種構造物の信頼性(安全性、耐久性)評価手法の高度化、維持管理・補修補強の最適化、さらに高機能を有する材料および構造体の創出を目指し、先進の計測技術を用いた実験と精緻な数値シミュレーションをマルチスケール(ミクロからマクロレベル)に実施しながら研究を進めています.

  • 新“材料・接合”からなる構造物・機械の高精度な設計・信頼性評価および既設構造物の延命に役立つ次の研究を進めています。
  • “いつ・どこに・どんな”大きな力の変形が加わるのか? 何年後に、どこから壊れるのか(寿命)?を予測し、その結果から、どうしたら長持ちするのか?を探求する。
  • 最新の精密計測装置と精緻な4Dシミュレーション技術を使って、新“材料・接合体”の“ミクロからマクロまでの変形・破壊・疲労メカニズムを解明”する。
  • 4D数値シミュレーション
  • 超高速衝撃構造性能評価システム

【准教授】堤 成一郎信頼性設計学領域 HPへ >